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ニュース・プレスリリース

2012年

2012/11/7
株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ

Green Hills Software、EEMBC CoreMarkベンチマークで記録的なスコアが生まれたことを発表

~Freescale社が、Green Hills Softwareのコンパイラを使用したKinetisマイクロコントローラで、
CoreMarkベンチマークスコアの最高値を発表~

米サンタクララ、2012年10月31日発表 - 最大手の独立系組込みソフトウェアソリューションプロバイダであるGreen Hills Software(以下GHS)は、このほど、Embedded Microprocessor Benchmark Consortium®(EEMBC®)によるCoreMark®スコアが公表されたFreescale Semiconductor社(以下Freescale)のARM Cortex™-M4をベースにしたFreescale Kinetis K70 90nmマイクロプロセッサにおいて、GHSのARM®アーキテクチャ向け最適化コンパイラが使用されていた、と発表しました。Kinetis K70におけるCoreMark/MHzスコア3.08(フラッシュを使いきるまで実行)という値は、Freescale Kinetis マイクロコントローラでこれまで公表されたスコアの最高値であり、このデバイスで競合している他のすべてのコンパイラが公表しているスコア値を上回りました。GHSのコンパイラについては、他のすべての商用コンパイラのスコア公表頻度の総数よりも多くの頻度でEEMBCベンチマークスコアの公表がされており、どのEEMBCベンチマークカテゴリーにおいても、最高のスコア値を公表しています。 マイクロプロセッサ製造者は、広い領域におけるアプリケーションに対して、自社製品の性能を比較して紹介するためにEEMBCベンチマークを公表しています。これらベンチマークの値は、組込み開発者が自分たちの設計において、システムの性能をできるだけ高め、メモリ実行経路と消費電力量を最小化したいとき、より優位な助けになり得ることを、GHSのコンパイラ技術に対して改めて確信させることになりました。なお、GHSのコンパイラは、比類のないコード生成のロバスト性により、安全性の制約が厳しい (safety-critical) エレクトロニクスの利用においても、世界でよく知られています。


Freescale Semiconductor社 上級副社長兼マイクロコントローラ担当ゼネラルマネージャである
Geoff Lees(ジェフ・リーズ)氏のコメント:

「GHS社による、ARMアーキテクチャ向けに実証され、効率のよいソフトウェア開発ツールソリューションと、弊社の低電力・ミックスドシグナル(mixed-signal) Kinetis MCUの組合わせは、スマートエネルギー、家電、ファクトリオートメーション、移動用医療システムといった、要件が厳しい産業において、ARMベースのマイクロコントローラ・アプリケーションをシステム化するためのハードウェア/ツールチェーン・プラットフォームの判断基準になることを目指しています。」


EEMBCプレジデントのMarkus Levy(マーカス・レビー)のコメント:

「GHS社のコンパイラは、継続的改善を通して、ARMアーキテクチャ・プロセッサから、隠れたパフォーマンスを絶えず引き出すことができます。それがEEMBCベンチマークでの素晴らしい結果をもたらし、それによってより高度に最適化されたアプリケーションプログラムを出現させることになりました。CoreMarkスコアは、設計者が与えられたアプリケーションにとって最適なプロセッサを選ぶことを助ける、追加的な客観的データを提供します。」

●最適化

GHSのツールは、リンク時最適化、およびコードファクタリング(コード属性の因子分析)に基づく手続き間最適化など、数多くのマシン依存、および非依存最適化手法を採用しています。その結果、ARMアーキテクチャやその他多くのマイクロプロセッサに対して、最速、および最小のコードを生成する技術を生みだしました。

●信頼性

GHSのツールは、航空機エンジン、自動車のドライブトレイン、医療機器、工業用制御機器、高信頼性通信装置など、もっとも信頼性の制約が厳しい (reliability-critical) システムを動かすソフトウェアの構築に利用されています。トヨタ、ボーイング、ヒューレットパッカードなどの企業が、自社製品の信頼性の基礎を、実証されたロバスト性をもつGHSの技術から得ています。

●Freescale社のKinetis ARM Cortexマイクロコントローラについて

ARM Cortex MCUに対するKinetisの製品シリーズは、ハードウェアとソフトウェアの互換性がある複数のARM Cortex-M0+、およびARM Cortex-M4 MCUファミリーから構成され、例外的に優れた省電力性能、メモリ拡張性、機能統合性を備えています。ファミリーは、エントリーレベルのARM Cortex-M0+ Kinetis Lシリーズから高性能・多機能のARM Cortex-M4 Kinetis Kに至るまでの幅をもち、アナログ、通信、HMI、接続性、セキュリティ機能を広く選択できます。

●EEMBCについて

エンベデッド・マイクロプロセッサ・ベンチマーク・コンソーシアム(EEMBC:Embedded Microprocessor Benchmark Consortium)は、組込みシステムに使われるハードウェア、およびソフトウェアに関する有意義なベンチマークを開発する目的で、1997年に設立されました。このメンバの共同作業を通して、EEMBCベンチマークは、客観的かつ明確に定義されたアプリケーションに基づいた評価基準に従って組込みプロセッサ、コンパイラ、Javaインプリメンテーションの能力を評価するための産業標準のひとつとなりました。EEMBCに関する詳しい情報は、Webサイトwww.eembc.orgをご覧ください。

■ Green Hills Software, Inc.(GHS)について

Green Hills Software社は1982年に設立され、独立系として最大の組込みソフトウェア・ソリューション・プロバイダです。2008年、GHSのINTEGRITY-178B リアルタイムOSは史上初めて、また唯一 NIAP(米国国家情報保証パートナーシップ:NSAとNISTの共同事業)により ”EAL6+, High Robustness“ として認証されました。これは、これまでソフトウェア製品が達成した最高レベルのセキュリティです。GHSのオープン・アーキテクチャの統合開発ソリューションは、機器に緊密に組込まれ、セキュリティが絶対的に重要で高い信頼性をもち、工業界の認証を受けたソリューションを求める軍事・航空、医療、工業、自動車、ネットワーク、および家電分野のアプリケーションを対象としています。 本社は米国カリフォルニア州サンタバーバラで、欧州本社を英国に構えており、日本を含むアジア地域では、GHSの技術パートナーである株式会社アドバンスド・データ・コントロールズがサービスを提供しています。GHSに関する詳しい情報は、Webサイト http://www.ghs.com/ をご覧ください。

■ 株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ(ADaC)について

アドバンスド・データ・コントロールズは、1982年に設立され、「最適なソフトウェア開発環境」 を常に追求し、時代を先取りしたベスト・ソリューションをトータルに提供するリーディングカンパニーです。ワールドワイドなアライアンス体制を強みに、Green Hills Software社の技術パートナーとして、ローエンドからハイエンド製品まで対応した組込みシステム開発ソリューションを日本の顧客ニーズに対応した形式で提供しています。また、CAN/FlexRayの設計・解析ツールやコンフォーマンス認証などの車載ネットワークソリューションにも力を入れています。ADaCに関する詳しい情報は、Webサイトhttp://www.adac.co.jp/ をご覧ください。

【本件に関するお問合せ】

株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ  営業本部 企画部 TEL:03-3576-5351 / FAX:03-3576-1772
E-mail:planning@adac.co.jp


*Green Hills Software, およびINTEGRITYは、米国およびその他の国におけるGreen Hills Software,Inc. の商標または登録商標です。その他の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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