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2013年09月27日

Green Hills Software、ルネサス社の第2世代SoC「R-Carシリーズ」に対するINTEGRITYのサポートを拡大

~保証された安全なセパレーション、高速グラフィックス、およびブートパフォーマンスを、マルチコアARM Cortex – A15 / A7に提供~

 

米カリフォルニア州サンタバーバラ、東京 2013年9月27日発表 – 組込みソフトウェア・ソリューションの独立系最大手ベンダーであるGreen Hills Software(以下、GHS)、およびGHSの技術パートナーである株式会社アドバンスド・データ・コントロールズは、ルネサス エレクトロニクス株式会社(以下、ルネサス社)のSoC(System-on-Chip)第2世代R-Carシリーズに対し、業界トップのリアルタイムOS INTEGRITY®(以下、INTEGRITY)、および包括的なソフトウェア開発やランタイムソリューションによるサポートを発表しました。GHSは、INTEGRITY Multivisor™、INTEGRITY、統合開発環境MULTI®(以下、MULTI)、動的実行解析ツールTimeMachine™トレーススイート(以下、TimeMachine)、GPUアクセラレーテッドグラフィックス、豊富なミドルウェアスイート、およびハードウェア・デバッグプローブのGreen Hillsファミリを含む、独自のソリューションをR-Carシリーズ搭載CPU、ARM® Cortex™ – A15、およびA7アーキテクチャに提供します。

ルネサス社のR-Carシリーズは、消費電力を低くおさえた高度なシステムインテグレーションを提供するSoCのラインナップです。なかでも第2世代品の「R-Car H2」「R-Car M2」は、次世代のハイエンド車載インフォテインメントシステム、マルチメディアならびにナビゲーションシステム、インストルメントクラスタ、先進運転支援システム(ADAS)などの車載情報プラットフォームに不可欠な分野を担います。GHSのR-Car向けソリューションはこのプラットフォームに対し業界で随一のランタイム環境と開発ソフトウェアツールをサポートします。そして、強力なHMI(Human Machine Interface)、マルチコアデバッグ、最適化コンパイラ性能、最深部まで見渡せるトレースデバッグなどに組合わされた機能安全要件を満たすべく設計されているRTOSが求められる車載デバイスの生産に対し、保証済みのリアルタイムデターミニスティック性、および安全性がこれに伴います。

ルネサス エレクトロニクス株式会社 第一事業本部 自動車ソリューション事業部長である西原 達也 氏のコメント:
「2015年以降の将来、車載システムには、これらの組込みR-Car製品が搭載された端末を利用した自動車が持つ高級感に調和する高品質設計のための、高速起動機能、および高速レンダリング性能、加えて、自動車に対するさらに高度な安全水準を運転手に保証する機能が求められます。高品質かつ高性能なINTEGRITY RTOSとINTEGRITY Multivisorによる仮想化テクノロジがセットになったGHS社の機能安全要件への取組みに、弊社の新しいR-Car製品が組合わさることで、お客様にとって必要でありながら、なおかつ楽しんで利用していただけるプラットフォームを提供することができます。」

 

GHSは、以下の主要なコンポーネントを含む包括的なソリューションを、ARM Cortex-A15、およびA7デバイスに提供します。

  • INTEGRITY Multivisorテクノロジは、設定可能なソフトウェア区画の分割、共有グラフィックス、リアルタイムかつ安全性の制約が厳しい処理、さらには1つ以上のインフォテインメントゲストOSという特長を備えたIVIプラットフォームに、システム仮想化テクノロジを採用した、信頼性の高いマイクロカーネルを統合しています。
  • 専用のHMI設計ソフトウェアとドライバを搭載した、安全性、信頼性、そしてセキュリティが求められる用途に向けたリアルタイムOS INTEGRITY
  • マルチコアデバッガ、プロファイラなどの統合された時間節約ツールを多数装備した統合開発環境MULTI
  • 自動車向け機能安全規格ISO 26262 Automotive Safety Integrity Level D(ASIL-D)、およびIEC 61508 Safety Integrity Level 3(SIL3)準拠のツールチェーン
  • 画期的な逆実行デバッグ、および非侵入型解析用のTimeMachineデバッガ、およびSuperTrace™ Probe
  • 競合コンパイラよりも30~35%優れた性能を持つ、R-CarのCortex-A15、およびA7コアに向けた、Embedded Microprocessor Benchmark Consortium(EEMBC®)認定のC/C++コンパイラ
  • MISRA C/C++、および静的ソースコード解析ツールDoubleCheck™をはじめとするコード品質ツール
  • ハードウェア・ブリングアップ、低水準言語のデバッグと開発用のGreen Hills Probe™

 

Green Hills Software社 Advanced Products Vice PresidentであるTim Reed(ティム・リード)のコメント:
「GHSは、ルネサス社の車載端末に対する20年以上にもわたるサポート実績の一環として、この新しいR-Carシリーズをサポートできることを喜ばしく思っています。GHSは、ARMベースのプロセッサに対して最先端のリアルタイムOS、コンパイラ、デバッガ、およびハイパーバイザソフトウェアテクノロジを長年適用してきた実績を誇る市場のリーダーです。」

 

■ Green Hills Software, Inc.(GHS)について

Green Hills Software社は1982年に設立され、独立系として最大の組込みソフトウェア・ソリューション・プロバイダです。2008年、GHSのINTEGRITY-178B リアルタイムOSは史上初めて、また唯一 NIAP(米国国家情報保証パートナーシップ:NSAとNISTの共同事業)により ”EAL6+, High Robustness“ として認証されました。これは、これまでソフトウェア製品が達成した最高レベルのセキュリティです。GHSのオープン・アーキテクチャの統合開発ソリューションは、機器に緊密に組込まれ、セキュリティが絶対的に重要で高い信頼性をもち、工業界の認証を受けたソリューションを求める軍事・航空、医療、工業、自動車、ネットワーク、および家電分野のアプリケーションを対象としています。本社は米国カリフォルニア州サンタバーバラで、欧州本社を英国に構えており、日本を含むアジア地域では、GHSの技術パートナーである株式会社アドバンスド・データ・コントロールズがサービスを提供しています。GHSに関する詳しい情報は、Webサイト http://www.ghs.com/ をご覧ください。

 

■ 株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ(ADaC)について

アドバンスド・データ・コントロールズは、1982年に設立され、「最適なソフトウェア開発環境」 を常に追求し、時代を先取りしたベスト・ソリューションをトータルに提供するリーディングカンパニーです。ワールドワイドなアライアンス体制を強みに、Green Hills Software社の技術パートナーとして、ローエンドからハイエンド製品まで対応した組込みシステム開発ソリューションを日本の顧客ニーズに対応した形式で提供しています。また、CAN/FlexRayの設計・解析ツールやコンフォーマンス認証などの車載ネットワークソリューションにも力を入れています。ADaCに関する詳しい情報は、Webサイトhttp://www.adac.co.jp/ をご覧ください。

 

【本件に関するお問合せ】

株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ  営業本部 企画部TEL:03-3251-3170 / FAX:03-3251-3167
E-mail:planning@adac.co.jp

*Green Hills Software、およびINTEGRITY、Multivisor、MULTI、TimeMachine、DoubleCheck、SuperTrace、Green Hills Probeは、米国、およびその他の国におけるGreen Hills Software,Inc. の商標または登録商標です。その他の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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