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ニュース・プレスリリース

2015年

2015/4/30
株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ

Symtavision社、Ethernetとマルチコア対応機能を持つ
SymTA/S 3.7、およびTraceAnalyzer 3.7をリリース
~新規の汎用モデリングとタイミング解析機能を組込み、トレースAPIとAUTOSAR 4.xマルチコアもサポート~

独ブラウンシュヴァイク、2015年4月29日発表 - 組込みリアルタイムシステムのプランニング、最適化、および検証に向けたタイミング解析ソリューションで世界をリードするSymtavision社(以下、Symtavision)は、車載Ethernetやマルチコア・システム向けのタイミング設計と検証をさらに強化し、向上させたSymTA/S 3.7をリリースしました。

SymTA/S 3.7で新たに導入されたのは、動的データ・チェーンや、データ依存の動的Ethernetフレームパッキングのモデリングと解析などの新しいEthernetタイミング設計・検証機能です。システム分布解析機能も以前のバージョンと比べてより高速になりました。さらに、多種類にわたる新規の汎用モデリングとタイミング解析機能や、ガント・フィルタ、APIなどを搭載し、AUTOSAR 4.xのマルチコア・インポートも改良しました。Symtavisionは同時に、SymTA/S 3.7と完全に統合されたTraceAnalyzer 3.7のリリースも発表しました。

車載システムへのEthernetネットワーク組込みがますます普及する中、Symtavisionは、SymTA/S 3.7の開発にあたり、Ethernetタイミング解析機能を大幅に強化することに注力しました。SymTA/S 3.7には、ECUタスクのデータ依存実行と動的データ・チェーンのモデリング・解析機能が導入されています。また、Ethernet 、およびCAN上のフレーム送信においても同様のモデリング、解析機能を使用することにより、ネットワークをつなぐゲートウェイの詳細な解析が可能になりました。データ依存の動的フレームパッキングのモデリングや解析が可能であれば、PDU(Protocol Data Unit)データの利用可否に基づいて、Ethernetフレームを動的にパッキングできるようになります。アクティベーション・チェイニングのモデリングも、Ethernetトリガ要素とトリガ要素を1つのトリガ機能に結合することで簡略化されました。また、SymTA/S 3.7は、Ethernetシステムの分布解析性能の強化も特長としており、解析は3.6より倍以上高速になりました。SymTA/SのEthernetタイミング解析機能は、既に確立済みのCAN、FlexRay、AUTOSARベースECUの解析機能と連携し、Ethernet上に分散した機能のタイミング解析をEnd-to-Endで実施できるほか、EthernetとレガシーのAUTOSAR、CAN、FlexRay、OSEKネットワークを、ゲートウェイで繋ぐこともできます。

SymTA/S 3.7は、タイムトリガ型通信、イベントトリガ型通信、および(新しい)ポーリング型通信とソフトウェア・アクティベーションが組合わさったECUの通信パターンを幅広くサポートします。SymTA/Sでは、ゲートウェイECUや、マルチコアECU上にパーティションされたソフトウェアを高精度で解析できます。こうした新しいモデリング・解析機能は、サブシステムやソフトウェア・コンポーネントのタイミング・ダイアグラム・ビューなどの新しい表示機能、また個々のデータフローや信号フローによる見やすい表示などの機能が補完します。マルチコア・サポートには、AUTOSAR 4.0のマルチコア・インポートが追加され、SymTA/S 3.7を使用してマルチコアECUのデザインフローに、タイミング解析を簡単に組込むことができます。

SymTA/S 3.7とTraceAnalyzer 3.7は、どちらともモデリングレベル、およびインポートされたトレースに実行順序の制約をチェックする機能が提供されます。最後にTraceAnalyzer 3.7は、柔軟性の高いトレースインポートAPIをサポートし、PythonスクリプトやSOAPから利用できます。このAPIにより、TraceAnalyzer 3.7は、ほぼすべてのECUトレースログ環境と短時間で連携し、どんなフォーマットにも対応する完全自動のトレース検証が容易に実行できるようになりました。

Symtavision社 CTOであるKai Richter(カイ・リヒター)のコメント:

「自動車メーカーは、Ethernetとマルチコア・システムへ急速にシフトし、増え続ける要件に対応しようとしています。当社は、ハイグレードな自動車OEMや一流大学と密に連携して、当社オリジナルのEthernetタイミング解析ソリューションを作り上げ、高い評価を得ました。私達がSymTA/S 3.7で特に重視したのは、OEMやティア1サプライヤが、より高いレベルでタイミングをプランニング、最適化、および検証することを可能にするべく、Ethernet関連の機能を大幅に改善し、強化することでした。SymTA/S 3.7、およびTraceAnalyzer 3.7の2つ目の強化点は、マルチコアです。3.7リリースは、よい製品に仕上がったと思います。」

※日本におけるSymTA/S 3.7、およびTraceAnalyzer 3.7のリリースは、2015年5月を予定しています。
■ Symtavision GmbH(Symtavision)について

Symtavision社は、早期段階の見積から最終検証まで、リアルタイムシステムのプランニング、最適化、および検証に適した最先端のタイミング解析ソリューションを提供しています。Symtavisionは、システムレベルのタイミング設計と検証用にタイミング解析ツールSymTA/Sをリリースしており、AUTOSAR、CAN、FlexRay、OSEKなどのカーエレクトロニクス分野の規格をサポートしています。また関連ツールであるTraceAnalyzerは、測定とシミュレーションの両方からのタイミングデータを視覚化して解析できる強力なソリューションで、SymTA/Sとシームレスに統合できます。本社は独国ブラウンシュヴァイクで、支社をミュンヘンとトロイ(米国、ミシガン州)に構えており、全世界に拡がる代理店ネットワークにサポートされています。日本では、Symtavisionの代理店である株式会社アドバンスド・データ・コントロールズがサービスを提供しています。
Symtavisionに関する詳しい情報は、Webサイト http://www.symtavision.com/ をご覧ください。

■ 株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ(ADaC)について

アドバンスド・データ・コントロールズは、1982年に設立され、「最適なソフトウェア開発環境」 を常に追求し、時代を先取りしたベスト・ソリューションをトータルに提供するリーディングカンパニーです。ワールドワイドなアライアンス体制を強みに、Symtavision社の代理店として、タイミング検証・最適化ツールを日本の顧客ニーズに対応した形式で提供しています。またGreen Hills Software社の技術パートナーとして、ローエンドからハイエンド製品まで対応した組込みシステム開発ソリューションも提供しています。
ADaCに関する詳しい情報は、Webサイト http://www.adac.co.jp/ をご覧ください。

【本件に関するお問合せ】

株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ  営業本部 企画部 TEL:03-3576-5351 / FAX:03-3576-1772
E-mail:planning@adac.co.jp


*Symtavisionは、独国におけるSymtavision GmbH の登録商標です。その他の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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