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2006年04月18日

Green Hills Software 社が、『TimeMachine™ 』による新たな革新的データ収集ソリューションを発表

Green Hills Software 社(以下、GHS 社)は、全ての組込みソフトウェア開発技術者が利用可能な TimeMachine™ によるメモリ内データ収集( In-Memory TimeMachine™ )と、PCI スロット上でのデータ収集( TraceEdge™-PCI )の 2 つの新しいテクノロジーを発表しました。

これらの新しいテクノロジーにより、トレース機能のないプロセッサを使用する場合でも、革新的な TimeMachine™ の機能を利用することが可能になります。

TimeMachine™ は、ソフトウェアの実行履歴を視覚化し、過去の状態を再現しますので、バグを容易に素早く発見することができ、その結果、信頼性の高い製品を短期間で市場に投入することができます。

この新しいテクノロジーは、アプリケーションの再コンパイルを必要とせず、特許出願中*の特別なメカニズムにより、TimeMachine™ で利用できるデータが収集できます

 

In-Memory TimeMachine™ によるデータ収集

新機能である In-Memory Timemachine™ によるデータ収集により、全ての組込みソフトウェア開発技術者は、どのようなプラットフォーム上でも TimeMachine™ の全ての機能が利用できるようになりました。

これにより開発プラットフォームに対し、特別なハードウェアや、プラットフォームの変更なく TimeMachine™ を利用できますので、より早くシステムのデバッグ、最適化、およびテストが可能となります。

またIn-Memmory TimeMachine™ によるデータ収集でも、これまでの TimeMachine™ によるデータ収集と同様に、アプリケーションの再コンパイルは不要です。

 

TraceEdge™-PCI によるデータ収集

TraceEdge™-PCI は、多くの組込み機器で利用可能な PCI スロットにハードウェアアダプタを挿入することにより、TimeMachine™ で利用可能なデータ収集を行います。

PCI スロットに挿入された TraceEdgeハードウェアアダプタは、SuperTrace™ Probe に接続され、収集されたデータがホストに転送されます。

また、GHS 社のリアルタイムOS(RTOS)であるINTEGRITY® のほとんどのパッケージには、アダプタと接続するのに必要な PCI デバイスドライバが標準でバンドルされています。

 

サポートプロセッサ

In-Memory TimeMachine™ によるデータ収集や、TraceEdge™-PCI によるデータ収集は、全てのPowerPC®、MIPS® プロセッサで利用可能です。

また SuperTrace™ Probe は、トレース機能を内蔵した ARM®、PowerPC®、MIPS®、およびV850プロセッサなど、多くのプロセッサで利用可能です。

近い将来、さらに多くのプロセッサがサポートされる予定です。

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