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2024年06月25日
ADaCは、『 人とくるまのテクノロジー展 2024 NAGOYA 』に出展します。
自動車業界では、100年に一度の大変革期を迎え、自動車はスマートフォンのようにソフトウェアを追加、更新する「SDV(Software Defined Vehicle)」化が進み、自動運転や運転支援システム、エンターテインメント機能の向上、ソフトウェアアップデート機能などの対応に加え、厳しい安全基準への適応、効率的な開発も求められています。
本展では、安全性と信頼性の高いリアルタイムOSが、ウイルスや外部からの攻撃を想定した動作に対し、自動運転向けアプリケーションに影響を与えず、高セキュリティ性を実現するプラットフォームを展示するほか、自動運転システムなどの開発期間、コストの削減に繋がる3DCGによるヴァーチャル環境での検証や、自動車がより安全に走行できる能力を証明する車載ネットワークの電磁ノイズ対策(EMC試験)をご提案します。
【 会 期 】
2024年7月17日(水)~ 19日(金)
[ オンライン展:7月10日(水)~ 31日(水)]
【 オンライン展 】
【 来場登録 】
・本展は事前登録制です(無料)
ご登録はこちら
●次世代の車載システムに最適な高い安全性、セキュリティ性のリアルタイムOS
車載向けSoCに搭載されたリアルタイムOS「INTEGRITY」が、自動運転向けアプリケーションの動作中、別アプリケーションでメモリ破壊が発生した場合でも、自動運転アプリケーションを動作し続けながら、安全にリロードを行うデモを展示します。
リアルタイムOS「INTEGRITY」の特長のひとつであるセキュアな分離は、ウィルスや外部からの攻撃などを完全に遮断することができます。また、機能安全認証(ISO 26262 ASIL D)や、コモンクライテリア(ISO/IEC 15408)EAL6+の認証取得によって世界最高水準の堅牢性が保証されているので、高度な安全性・信頼性・セキュリティ性が求められるアプリケーションを開発されている方にお勧めです。
●自動運転・ADASの検証に最適なヴァーチャル評価環境
VERTechs社の3DCGによるヴァーチャル評価環境「AUTOCity」によって、多様なシチュエーションでの検証が可能です。車載カメラアプリケーションなど、様々な検証に使用でき、CGをAI学習のために膨大なバリエーションの教師データとしてもご利用可能です。
本展では、仮想空間内で自動車のコックピットを再現し、車内のHMI(ヒューマンマシンインターフェース)の検証環境をご体感いただけます。交差点や車両、人、標識などがパッケージされたヴァーチャル環境はすぐに利用することができ、開発期間、コストの短縮に繋がります。また、テストをするにあたって理想の空間をお客様のご要望に応じてオーダーメイドすることも可能です。
●車載ネットワークとEMC性能評価、受託試験
高速化、大容量化と共に高い信頼性が求められ、車載用通信トランシーバやECUの認証試験だけではなく、電磁ノイズ対策(EMC試験)の重要性も高まる車載ネットワークに向け、評価試験の提案、基板作成、受託試験と評価、報告書提出までワンストップで行うことのできるサービスをご提案いたします。
デモでは、些細な条件でもノイズが入り、どのように性能に影響を及ぼすかを実証し、半導体のEMC規格とその特性評価などについて説明します。
車載通信用トランシーバやECUの認証試験やEMC単体評価、等価性評価を行いたい方はぜひご覧ください。