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2024年09月26日

第7回 [名古屋]オートモーティブワールド -クルマの先端技術展

ADaCは、「[名古屋]オートモーティブワールド -クルマの先端技術展-」内、「SDV EXPO -車載ソフトウェア開発展-」に出展を行います。

昨今、「モビリティDX戦略」が注目される中、基盤となるSDVの領域では、車両アーキテクチャの刷新と開発スピードの高速化のほか、サイバーセキュリティ対応も求められています。

本展では、これらの要求へ向けた『DevSecOps』をテーマに、最高レベルのセキュリティ性を持つOTAソリューションや、セキュアで安全性の高いリアルタイムOSが実現するADAS向けプラットフォームなどをご紹介します。

開催概要

【 会 期 】

2024年10月23日(水)~ 25日(金)

【 来場登録 】

・本展は事前登録制です(無料)
 ご登録はこちら

【 小間番号 】

N9-24

【 カンファレンス 】

出展内容

●最高レベルのセキュリティ性をもつOTAソリューション

eSync OTAは、数百万台の車両に導入された実績をもつフル車両OTAソリューションで、テレマティクスデバイス、IVIシステム、ECU、センサなど、車載機器からの安全な双方向データパスを提供します。

フル車両OTAとして実証済みのソリューションであるeSync OTAが、ゼロトラストモデルの双方向データパイプラインにより、最高レベルのセキュリティを実現すると同時に、特許を持つ「適応型デルタ(差分)圧縮技術」がペイロードサイズを95%減らすことで運用コストを削減します。

また、機能拡張を利用することで、車両のOTAシステムから、データ管理システム、クラウドサービス利用まで全てに対応することができ、サポートおよびセキュリティ対策も万全なため、ユーザ側で対策する必要がありません。

本展では、複数システムにおけるECUのOTAアップデートと、一元管理された車両情報データのリアルタイム監視をご紹介します。フルOTAシステムの導入を検討されている、または現在使用しているOTAシステムの拡張を検討している方は、ぜひご覧ください。



●高い安全性、セキュリティ性が必要な次世代車載システムに最適なリアルタイムOS

リアルタイム「INTEGRITY」は、機能安全認証(ISO 26262 ASIL D)やサイバーセキュリティ認証(ISO/SAE 21434)に対応し、情報セキュリティ評価基準コモンクライテリア(ISO/IEC 15408)EAL6+の認証を取得した、世界一堅牢なリアルタイムOSで、外部からの侵入や攻撃があったとしても、システムの稼働に影響を及ぼすことなく安全にソフトウェアを実行することが可能です。

本展では、INTEGRITYによるセキュアで安全なADAS向けプラットフォームと、VERTechs社のヴァーチャル評価環境「AUTOCity」を連携させた、車線維持支援システム(LKAS:Lane Keep Assist System)のシミュレーション環境を用いて、アプリケーションが実行中にメモリ破壊が発生した場合でも、カーネルに影響を与えず、安全にリロードするデモを行います。自動運転やADASなど、高い安全性やサイバーセキュリティが必要なソフトウェア開発を行っている方はぜひご覧ください。



●パフォーマンスを向上させる超高速・超軽量なリアルタイムOS

ゾーンコントローラに初めてOSを搭載するシステムや、ドメインコントローラにおけるAutosar OSからの載せ替え、各機能安全対応が必要とされるシステムには、リアルタイムOS「μ-velOSity」が最適です。

μ-velOSityは、コンパクトかつ高速起動可能なリアルタイムOSです。Cライブラリとして実装されるため、多くのターゲットアーキテクチャに容易に移植でき、CPUやメモリリソースの限られた製品に適しています。

さらに新機能として『Memory protection Unit』をサポートしており、メモリを複数の異なる領域に分割できるため、それらの領域に割り当てられたタスクの安全で確実な分離が保証されます。また、機能安全認証(ISO 21434、ISO 26262 ASIL D、IEC 61508 SIL 3、EN 50128 SIL 4など)を取得しているので、ソフトウェア開発のコストと市場投入までの時間の両方を削減できます。

本展では、ARM CortexM4ボードを用いたMULTIによる開発環境デモを通して、μ-velOSity上で動作するアプリケーションをご覧いただけます。使用中のOSが使いにくい、OSが重たい、機能安全に対応していないなど、車載向けのOSで課題のある方におすすめです。



●統合開発環境とモデルベース開発のツール連携

統合開発環境「MULTI」は、ARM/ARM64、Power Architecture、RISC-V、TriCore、RH850などをはじめとして多数のターゲットプロセッサをサポートしており、新機能では、C++20言語、Armv8-M Security Extensions、Armv8-M スタックシーリング、Cortex-R52+を新たにサポートし、ADAS系の組込みシステムで必要とされる機械学習向けの性能向上や、セキュリティ機能の強化にも対応可能となりました。

本展では、MULTIと、MathWorks社の機能安全準拠のモデルベース開発ツール『MATLAB/Simulink』を連携したプロセッサインループ(PIL)シミュレーションをご紹介します。

プロセッサ、またはシミュレータ上で安全認証を受けた開発ツールを使用してテストと検証を行うことで、SDVに最適な迅速かつ効率的な開発が可能になります。また、静的ソースコード解析が統合されており、オプションを有効にするだけで、ビルドと同時にバッファオーバフロー、メモリリーク、ポインタの不正参照、リソースリークなどのようなコンパイルエラーとならないようなコーディングミスを未然にチェックすることもできます。

機能安全準拠のモデルベース開発環境を導入検討されている方、コーディングルールでサイバーセキュリティ対応を検討されている方におすすめです。



●車載ネットワーク評価・半導体EMC評価

EVの拡大やSDV化が進む中、車載ネットワークは、自動車の性能、安全性、快適性を支える重要な技術基盤となっています。特に、自動運転やADASの普及に伴い、高速かつ大容量のデータ伝送が求められ、高速通信技術は、次世代車両の標準として注目されています。

一方で、車載ネットワークの複雑化と電子部品の増加に伴い、EMC(電磁両立性)性能がますます重要となり、車両内に多くの電子部品が密集する中、EMC性能の確保は安全性、信頼性の観点からも欠かせません。

本展では、堅牢なネットワーク設計が求められるSDV時代の設計、評価開発のソリューションとして、CAN、LIN、Ethernet、CXPI、光通信などの各種車載ネットワークの認証試験(コンフォーマンステスト)や、半導体EMC評価、PCN評価、等価性評価といったEMC評価について、評価試験条件の提案、評価基盤作成、受託試験と評価、報告書提出までをワンストップサービスでご紹介します。

また、各種試験規格に対応した確かな計測技術を有する試験所(ISO/IEC 17025 試験所認定取得)によって計測することも可能です。






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