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2022年09月27日

[名古屋]カーエレクトロニクス技術展 (カーエレ名古屋)

ADaCは、「[名古屋]カーエレクトロニクス技術展 (カーエレ 名古屋)」に出展を行います。

モビリティ業界の変革において、次世代製品向けの新しい設計および開発は、新しいアーキテクチャにおけるソフトウェア機能の増加や統合、複雑化に対応する必要があります。

本展では、これらの課題に向け、妥協のないリアルタイム性能、低コスト、将来の適応に向けた広範な設計の柔軟性を提供しながら、重要な機能に対する干渉の自由を保証しつつ、必要なハードウェアとソフトウェアの統合を可能にするリアルタイムOSやソフトウェア開発ツールをご紹介します。

開催概要

【 会 期 】

2022年10月26日(水)~ 28日(金)

【 招待券 】

終了しました

【 入場料 】

招待券持参で無料
(招待券をお持ちでない場合、5,000円/人)

【 会 場 】

ポートメッセなごや 新第1展示館

【 小間番号 】

9-1
 

【 セミナー 】

終了しました

出展内容

●安全な機能統合を実現するハイパーバイザ「μ-visor」

MPU向けのハイパーバイザであるμ-visorは、ハードウェア仮想化機構を利用して各ゲストOSを安全に分離することで容易に複数ECUの統合を実現し、サイバーセキュリティや機能安全認証にも対応します。

本展では、ルネサスエレクトロニクス社製のRH850/U2A上で2つのコアにそれぞれ2つのゲストOSが動作し、μ-visorがスケジューリングの管理を行う開発環境と、GUIツールが仮想マシンを実行制御するデモをご覧いただけます。

●超高速・超軽量リアルタイムOS「μ-velOSity」

μ-velOSityは、CPUやメモリのリソースが限られた環境に最適で超高速・超軽量なリアルタイムOSです。シンプルなAPIがサポートされており、簡単に既存の環境からの移植が可能です。

デモ展示では、μ-velOSity上に移植されたμITRONアプリケーションがルネサスエレクトロニクス社製のRH850/U2A上で動作する様子と開発環境をご覧いただけます。ソフトウェア資産を流用することで効率的な開発が可能になります。

●セキュリティ&機能安全対応リアルタイムOS「INTEGRITY」

INTEGRITYは、コモンクライテリアEAL6+で認証された実績に裏付けられた強固なセキュリティを実現するリアルタイムOSです。カーネルは、ISO26262 ASIL Dをはじめ、IEC 61508 SIL4など様々な機能安全認証を取得しており、安全性を必要とする様々な組込み製品に最適です。

本展では、車載製品や産業用製品で広く採用されているINTEGRITYの実行環境が、テキサスインスツルメンツ社製の次世代SoC TDA4VMや半導体各社の評価ボード上で動作するデモをご覧いただけます。

●世界中で実績のある統合開発環境「MULTI」

様々なCPUアーキテクチャをサポートするC/C++コンパイラと統合開発環境MULTIは、マイコンが変わっても、同じ操作性で高品質なコード生成と柔軟なデバッグができ、効率の良いソフトウェア開発を可能にします。また、機能安全認証を取得しており、C++17、C-CERTなど最新の仕様にも対応しています。

本展では、ルネサスエレクトロニクス社製のR-Car S4評価ボードを使用し、MULTIが異なるCPUのプログラムを同時接続し、同時にデバッグする開発環境をご体感いただけます。同時にデバッグすることで複数コア上で動作するソフトウェアに問題が発生しても原因の特定が容易になります。

●INTEGRITY×3DCG Database Tokyo C1

首都高速C1を再現した仮想環境「3DCG Database Tokyo C1」とリアルタイムOS「INTEGRITY」をベースとしてシステム構築した白線検知アプリケーションのデモを展示します。
また、道路データを「OpenDRIVE」フォーマットにて無料サンプルを配布します。

>> VERTechsのWebサイトはこちら

セミナー

本展では、展示会場内のセミナー会場で行われる「車載ソフトウェアフォーラム」にて、講演を行います。お聴き逃しのないよう、ぜひお立寄りください。

●『車載ソフトウェア開発に必須のエコシステム』

車載ソフトウェア開発の高度化、複雑化に伴って発生する仮想化技術の動向や、車両テストに有効なバーチャル外界環境を紹介します。

日 時:10月27日(木)14:00 ~ 14:30
会 場:車載ソフトウェアフォーラム会場(新第1展示館内)

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